カラスノエンドウの豆ご飯

この時期、道端に、緑道に、よく見かけるカラスノエンドウ。 


昔々、幼かったころは「ピーピー豆」と言って

これで笛を作っては鳴らしてた。 

2~3コ作っては口に挟み、同時に鳴らすと 

和音になって気持ちのいい音が鳴る。 


実は今も見つけると作ってしまう。

作っている時は自分の年齢なんて微塵も頭になくて夢中になる。

そして、いい音で鳴ると得意げな顔になっていると思う。 


今の今まで私の中でこの植物は「笛」だったんだけど、 

どうやら食べられるらしい、ということを知った。


昨日ウォーキングしていると

い〜い具合にさやが膨らんだカラスノエンドウを発見。 

「おお!グッドタイミングかも!」

と摘んで帰り、えんどう豆のように豆を取り出し、豆ご飯に。


豆を取り出す作業は

まるで小人の食事を作っているような可愛いさで楽しかった。 

もちろん、さやで笛を作って吹きながらの作業♫ 


どんな味やろ?

と試しに一粒生で食べてみたら、なんか知ってる味。

う〜〜ん、なんやったっけ?

なんの味やったっけ?

思い出せず、いざ炊飯。

シュンシュン出てくる湯気の匂いに 

「あ!! 杏仁の匂いや!!」 

そう、杏仁豆腐の匂いにそっくり。


炊き上がり、いざ実食。

豆の味はよく分からなかった。

多分単体で食べると分かるのかもな。 

5粒ほど同時に咀嚼してみると

遠ーいところでえんどう豆の風味が見え隠れ…な感じ。 

ただ、食べてる間中杏仁のいい香りがして、楽しい♡ 

見た目もミニチュア豆ご飯みたいで楽しい♪♬♫


カラスノエンドウ、もうしばらくあると思うので 

もう一回くらい炊こうかな、と思いました。

Mondo Yumico

日々、私から生まれ出るエネルギー、作品たちを載せていきます。 何にもとらわれない形と色で遊ぶのが大好き。 その時その一瞬で感じたインスピレーションを大切にしています。 見る人に何かが伝われば幸いです。

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