Doll

以前、洋服を買いに行った時、その店の店員さんがとっても可愛くて、帰ってその人のイメージで作った作品。

素材は紙粘土と布、フェルト、毛糸。

横の猫の陶器は、昔イタリアで作ったもの。楽焼という独特の色になる焼き方です。

中に蝋燭を入れて、玄関などに置くといい感じに。

映画「This Is England」の主人公の少年にインスパイアされて夢中で作った作品。

イングランドの色合いやファッションの映像に心惹かれました。

歌手のGAOさんがモデル。とても素敵な赤いショートヘアスタイルに衝撃を受けました。

スイスに住む友達が通っているダンス教室の先生。出立があまりにも魅力的だったので思わず作ってしまいました。

初めて足に針金を入れて動きを出してみました。

ウォン・カーウァイ監督の映画「欲望の翼」を改めて見て、マギー・チャンに惚れ直して作った作品。本人に似せようと思っていなくて、あくまで私のイメージです。

以前飼っていたセキセイインコのアズたんのイメージを擬人化した作品。水色の羽、黒い尾っぽの女の子でした。３年ちょっとの短い人生。

女というものは人間も動物もややこしい生き物なんだなぁと、今飼っている分かりやすい男の子のセキセイインコを見るにつけ思ってしまいます。

アズたんは、寂しがりやなのに、人を信じられずに、最後まで私に心を開きませんでした。

初めての鳥だったので、わからない事だらけで、きっと色々間違ってたんだろうなぁと、悔やんでも悔やみきれません。世の中のお母さんたちも、初めて子供を持った時、きっと同じ思いなのではとふと思いました。

忘形見のような思い出の作品です。

憧れのゴスペルシンガー。グルーブ感や声の出し方が外国人（黒人）っぽかったので、こんなイメージに仕上がりましたが、日本人です。ドレッドヘアがとっても似合っていました。

スイス人の友人、Corinna。

彼女が私のところへ遊びに来て、彼女と共に美術館めぐりなどをするうちに、この一連の人形作りに再び火が付きました。

彼女が帰国した後、何かがふつふつと湧き上がってきて、すぐに作ったのがこの人形です。紙粘土などの材料を買い揃えに行くのももどかしく、家にある材料で夢中で作りました。顔にはブラジャーのパッドを使い、マフラーはティッシュに色をつけたものを使っています。

私の中の創造性を刺激してくれる大切な人です。